アドボイス

[1]初めに

アドボイスは住所録の作成、封筒や葉書などの宛名印刷、年賀状作成、領収書や名刺などの作成を、PC-Talkerの音声ガイドを頼りに行うことができるソフトです。
このテキストでは主に宛名印刷と年賀状の作成について説明します。
なお、現在発売されております「マイアクセス」では操作方法が一部異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

[2]アドボイスの起動と終了

◎AOKメニューからの起動
1.f12を押してAOKメニューを開きます。
2.上下カーソルキーで「アドボイスⅤ」と聞こえるところまで行ってエンターキーを押します。

◎スタートメニューから起動
1.ウィンドウズキーを押して、スタートメニューを表示させます。
2.上下矢印キーで「アドボイスⅤ」と聞こえるところまで行ってエンターキーを押します。

◎アドボイスの終了
オルトキーを押しながらファンクションの4を押すと、「アドボイス おわり」と音声ガイドがあります。

[3]住所録

これから何件かの住所を登録して、住所録を作成します。
アドボイスでは、住所録に登録されている一つ一つの住所を「シート」と呼びます。
初めてアドボイスを起動すると、住所が登録されていない住所録が開きます。
そのため、「登録データがありません ファンクション2で追加してください」という音声ガイドが聞こえます。
ここでファンクションの2を押すと、住所録に住所が追加できる状態になります。

◎住所録の作成
1.アドボイスを起動し、ファンクションの2を押します。
「追加入力 よみがな」という音声が聞こえますので、よみがなの名字と名前をひらがなで入力します。
文字の入力を確定したらエンターキーを押します。
2.「名前1」という音声が聞こえますので、名字と名前を漢字で入力します。
名字と名前の間には全角スペースを一つ入力しておきます。
文字の入力を確定したらエンターキーを押します。
3.「敬称1 様」という音声が聞こえます。
個人当てに郵便を出す場合はここは変更せずにエンターキーを押します。
企業などの団体当てに郵便を出す場合はここでスペースキーを押して敬称1の「様」を「御中」に変更できます。
スペースキーを押すたびに敬称1が殿・御中・行・先生・君・くん・ちゃんというように変更します。
変更が確定したらエンターキーを押します。
4.「名前2」という音声が聞こえますので、連名で郵便を出すときのみ全角スペースを一つ入力してから名前を漢字で入力します。
文字の入力を確定したらエンターキーを押します。
全角スペースを一つ入力してから名前を入力すると、連名で郵便を出すために宛名を印刷したときに、名前1と名前2が自動的に揃うようになります。
5.「敬称2 様」という音声が聞こえます。
個人当てに郵便を出す場合はここは変更せずにエンターキーを押します。
なお、名前2に何も入力しなかった場合もここは変更せずにエンターキーを押します。
6.「電話番号1」という音声が聞こえますので、何も入力せずにエンターキーを押します。
7.「電話番号2」という音声が聞こえますので、何も入力せずにエンターキーを押します。
8.「携帯電話」という音声が聞こえますので、何も入力せずにエンターキーを押します。
9.「郵便番号」という音声が聞こえますので、7桁の郵便番号を入力して、エンターキーを押します。
10.「住所1」という音声が聞こえますので、都道府県名から始まる住所を番地まで入力します。
文字の入力を確定したらエンターキーを押します。
なお、「郵便番号」という音声が聞こえたところで7桁の郵便番号を入力している場合は、コントロールキーを押しながらファンクションの3を押すと、簡単に住所の入力ができる画面に進むことができます。
11.「住所2」という音声が聞こえますので、郵便を出す相手がマンションやアパートなどに住んでいる場合は建物名を入力します。
文字の入力を確定したらエンターキーを押します。
12.「住所3」という音声が聞こえますので、住所1と住所2で入力することができなかった場合のみ入力します。
文字の入力を確定したらエンターキーを押します。
13.「Eメール」という音声が聞こえますので、何も入力せずにエンターキーを押します。
14.「備考1」という音声が聞こえますので、メモ書きなどがありましたら必要に応じて入力します。ここに入力しても内容は印刷されません。
次に進む場合はエンターキーを押します。
15.「備考2」という音声が聞こえますので、メモ書きなどがありましたら必要に応じて入力します。ここに入力しても内容は印刷されません。
次に進む場合はエンターキーを押します。
16.「備考3」という音声が聞こえますので、メモ書きなどがありましたら必要に応じて入力します。ここに入力しても内容は印刷されません。
次に進む場合はエンターキーを押します。
17.「アドボイスの情報メッセージ シートを追加します よろしいですかエンターは OK エスケープは キャンセル」という音声が聞こえますので、エンターキーを押して追加します。
上記の手順を繰り返して、住所を追加していきます。
住所の追加を終了するときはエスケープキーを押します。

◎住所(シート)の移動
1.ページアップキーを押すと、前のシートに移動します。
2.ページダウンキーを押すと、次のシートに移動します。
3.コントロールキーを押しながらホームキーを押すと、住所録の一番最初のシートに移動します。
4.コントロールキーを押しながらエンドキーを押すと、住所録の一番最後のシートに移動します。

◎住所(シート)の修正
1.修正したい住所(シート)に移動します。
2.ファンクションの3を押します。
「修正入力 よみがな」という音声が聞こえますので、上記の住所を追加した手順と同じ操作をして修正していきます。

◎住所(シート)の削除
1.削除したい住所(シート)に移動します。
2.コントロールキーとシフトキーを押しながらデリートキーを押します。
「アドボイスの警告メッセージ シートを削除します。
削除したデータは復活できません
エンターは OK エスケープは キャンセル」という音声が聞こえますので、削除する場合はエンターキーを押します。

[4]差出人の登録

相手に郵便を送る場合、差出人も印刷する必要があります。
アドボイスで差出人の印刷ができるように差出人の氏名や住所を登録します。

◎差出人登録画面
アドボイスを起動すると、住所(シート)を閲覧する画面になっています。
そこで、まずこの画面を差出人の住所(シート)を閲覧する画面に切り替えます。
1.アドボイスを起動します。
2.オルトキーを押してメニューを出し、左右のカーソルキーを押して「シート」と聞こえるところまで行きます。
3.次に上下のカーソルキーを押して「差出人の登録」と聞こえるところまで行き、エンターキーを押します。
画面は差出人の住所(シート)を閲覧する画面に切り替わり、差出人の登録ができるようになります。

◎差出人の登録
1.先ほどの手順で差出人の住所(シート)を閲覧する画面に切り替えます。
2.ファンクションの2を押します。
「追加入力 見出し」という音声が聞こえますので、差出人の名字と名前をひらがなで入力します。
文字の入力を確定したらエンターキーを押します。
3.「名前1」という音声が聞こえますので、差出人の名字と名前を漢字で入力します。
名字と名前の間には全角スペースを一つ入力しておきます。
文字の入力を確定したらエンターキーを押します。
4.「名前2」という音声が聞こえますので、連名の差出人で郵便を出すときのみ全角スペースを一つ入力してから名前を漢字で入力します。
文字の入力を確定したらエンターキーを押します。
全角スペースを一つ入力してから名前を入力すると、連名の差出人で郵便を出すために印刷したときに、名前1と名前2が自動的に揃うようになります。
5.「電話番号」という音声が聞こえますので、何も入力せずにエンターキーを押します。
6.「ファックス」という音声が聞こえますので、何も入力せずにエンターキーを押します。
7.「携帯電話」という音声が聞こえますので、何も入力せずにエンターキーを押します。
8.「郵便番号」という音声が聞こえますので、差出人の7桁の郵便番号を入力して、エンターキーを押します。
9.「住所1」という音声が聞こえますので、都道府県名から始まる差出人の住所を番地まで入力します。
文字の入力を確定したらエンターキーを押します。
なお、「郵便番号」という音声が聞こえたところで7桁の郵便番号を入力している場合は、コントロールキーを押しながらファンクションの3を押すと、簡単に住所の入力ができる画面に進むことができます。
10.「住所2」という音声が聞こえますので、差出人がマンションやアパートなどに住んでいる場合は建物名を入力します。
文字の入力を確定したらエンターキーを押します。
11.「住所3」という音声が聞こえますので、住所1と住所2で入力しきれなかった場合のみ入力します。
文字の入力を確定したらエンターキーを押します。
12.「Eメール」という音声が聞こえますので、何も入力せずにエンターキーを押します。
13.「備考」という音声が聞こえますので、メモ書きなどがありましたら必要に応じて入力します。ここに入力しても内容は印刷されません。
次に進む場合はエンターキーを押します。
14.「アドボイスの情報メッセージ シートを追加します。
よろしいですかエンターは OK エスケープは キャンセル」という音声が聞こえますので、エンターキーを押して追加します。
上記の手順を繰り返して、差出人の住所を追加していきます。
住所の追加を終了するときはエスケープキーを押します。

◎住所(シート)を閲覧する画面に戻る

差出人の登録が終わりましたら住所(シート)を閲覧する画面に戻ります。
1.オルトキーを押してメニューを出し、左右のカーソルキーを押して「シート」と聞こえるところまで行きます。
2.次に上下のカーソルキーを押して「差出人の登録終了」と聞こえるところまで行き、エンターキーを押します。
画面は住所(シート)を閲覧する画面に戻ります。

なお、住所(シート)を閲覧する画面と、差出人登録画面は、コントロールキーを押しながらファンクションの6を押しても交互に切り替わります。

[5]住所の印刷

宛先の住所や差出人の住所を登録すると、封筒や葉書などに住所の印刷ができるようになります。
印刷を行う前には、必ず「印刷フォームの設定」を実行します。

◎印刷フォームの設定
1.アドボイスを起動します。
2.オルトキーを押してメニューを出し、上下のカーソルキーを押して「印刷フォームの設定」という音声が聞こえるところまで行き、エンターキーを押します。
3.「用紙の分類の選択」という音声が聞こえますので、上下カーソルキーを押して印刷する用紙の分類を選び、タブキーを1回押します。
印刷する用紙の分類には、葉書表、葉書裏、封筒表、封筒裏、タック紙などがあります。
4.「用紙の種類の選択」という音声が聞こえますので、上下カーソルキーを押して印刷する用紙の種類を選び、タブキーを1回押します。
用紙の分類を選ぶところで、封筒を選んだ場合は印刷する封筒のサイズを選ぶことができ、葉書を選んだ場合は印刷する葉書の種類を選ぶことができます。
5.「一緒に印刷する注意書きの選択」という音声が聞こえますので、住所と一緒に注意書きを印刷したい場合は上下カーソルキーを押して印刷する注意書きを選び、タブキーを1回押します。
特に注意書きを印刷しない場合は「なし」を選びます。
なお、3.の「用紙の分類の選択」で選んだ用紙の分類によってはこの項目は表示されません。
6.「印刷する差出人の選択」という音声が聞こえますので、上下カーソルキーを押してすでに登録してある差出人を選び、タブキーを1回押します。
特に差出人を印刷しない場合は、「印刷しない」を選びます。
なお、3.の「用紙の分類の選択」で選んだ用紙の分類によってはこの項目は表示されません。
7.「設定の確認」という音声が聞こえますので、エンターキーを押します。
印刷フォームの設定ができました。

アドボイスの住所録の閲覧画面で、オルトキーを押しながらファンクションの3を押すと、印刷フォームの設定状況が確認できます。

◎住所(シート)の印刷
1.印刷フォームの設定が終わりましたら、ページアップキー、またはページダウンキーで印刷したい住所(シート)に移動します。
2.オルトキーを押してメニューを出し、上下のカーソルキーを押して「印刷」という音声が聞こえるところまで行き、エンターキーを押します。
3.「部数の数字入力 または上下カーソルで選択」という音声が聞こえますので、印刷したい部数を数字で入力するか、上下カーソルキーを押して選択し、タブキーを1回押します。
印刷部数は通常は1になっています。
4.「印刷実行の確認」という音声が聞こえますので、エンターキーを押します。
5.印刷の確認のメッセージが聞こえますので、印刷を開始してもいい場合はエンターキーを押します。
印刷が始まります。

[6]年賀状作成

アドボイスをインストール後、はがきサンプルを最新データに更新しておくと、「葉書文面印刷」メニューを使用して年賀状を作成することができます。

◎葉書サンプルを最新データに更新する
すでに最新版の葉書サンプルがインストールされている場合はこの操作は不要です。
1.オルトキーを押してメニューを出し、左右のカーソルキーを押して「ヘルプ」という音声が聞こえるところまで行き、エンターキーを押します。
2.次に上下のカーソルキーを押して「はがきサンプルを最新データに更新」と聞こえるところまで行き、エンターキーを押します。
最新版の葉書サンプルがインストールされていない場合は、葉書サンプルを最新版に更新するかを尋ねるメッセージが出ますので、エンターキーを押して実行します。

◎年賀状にデザインやメッセージを印刷する
実際に葉書サンプルを使用して年賀状にデザインやメッセージを印刷します。
1.オルトキーを押してメニューを出し、左右のカーソルキーを押して「ツール」という音声が聞こえるところまで行き、エンターキーを押します。
2.上下のカーソルキーを押して「はがき文面印刷」と聞こえるところまで行きエンターキーを押します。
3.「新規作成」という音声が聞こえますので、エンターキーを押します。
4.「はがきの作成方法を 選択してください」という音声が聞こえます。
カーソルは「サンプルから作る」という音声が聞こえるところにありますので、そのままエンターキーを押します。
※ここでファンクションの1を押すと、カーソルキーで選んだ項目の説明を聞くことができます。
5.「作成するはがき種類を 選択してください」という音声が聞こえますので、上下カーソルキーを押して年賀状を選びます。
年賀状のサンプルは何種類か用意されています。
6.「葉書の文面を選択してください」という音声が聞こえます。
カーソルは「右からタイトル画像、文例、イラスト画像の順に配置」という音声が聞こえるところにありますので、そのままエンターキーを押します。
※ここでファンクションの1を押すと、カーソルキーで選んだ項目の説明を聞くことができます。
7.「タイトル画像の設定」という音声が聞こえます。
カーソルは「サンプルから選ぶ」という音声が聞こえるところにありますので、そのままエンターキーを押します。
※ここでファンクションの1を押すと、カーソルキーで選んだ項目の説明を聞くことができます。
8.「タイトル画像を 選択してください」という音声が聞こえますので、上下カーソルキーでタイトル画像を選び、エンターキーを押します。
※ここでファンクションの1を押すと、カーソルキーで選んだ項目の説明を聞くことができます。
9.「イラスト画像の設定」という音声が聞こえます。
カーソルは「サンプルから選ぶ」という音声が聞こえるところにありますので、そのままエンターキーを押します。
※ここでファンクションの1を押すと、カーソルキーで選んだ項目の説明を聞くことができます。
10.「イラスト画像を 選択してください」という音声が聞こえますので、上下カーソルキーでイラスト画像を選び、エンターキーを押します。
※ここでファンクションの1を押すと、カーソルキーで選んだ項目の説明を聞くことができます。
11.「文例を 選択してください」という音声が聞こえますので、上下カーソルキーで文例を選び、エンターキーを押します。
※ここでファンクションの1を押すと、カーソルキーで選んだ項目の説明を聞くことができます。
12.「作成したはがきを どうしますか」という音声が聞こえます。
上下カーソルキーを押して「印刷する」という音声が聞こえたところでエンターキーを押すと、作成した葉書を印刷することができます。
上下カーソルキーを押して「編集する」という音声が聞こえたところでエンターキーを押すと、作成した葉書の画像や文面をお好みで編集することができます。
上下カーソルキーを押して「保存する」という音声が聞こえたところでエンターキーを押すと、作成した葉書を保存しておくことができます。

◎年賀状に宛名や差出人を印刷する
年賀状に宛名や差出人の印刷を行う前には、必ず[5]住所の印刷の手順で印刷フォームの設定を行います。
用紙の分類を選ぶところで、「葉書表」を選び、タブキーを1回押すと、用紙の種類を選ぶところになります。
上下カーソルキーを押していくと、年賀葉書縦書き、年賀葉書横書きが選べるようになっています。
印刷フォームの設定を行った後[5]住所の印刷の手順で住所(シート)の印刷を行います。

毎年発売されますアドボイス対応の年賀状セットをインストールすると、
簡単な操作で年賀状の作成ができるようになります。